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原書の部屋


ぜひ原書に挑戦していただきたくて、
ここに取り上げてみました。






<これらの写真は、下に紹介した本の表紙です。>

Daddy−Long−Legs

この本は、みなしごジュディが、決して姿を見せない
後見人「あしながおじさん」に日々の生活を知らせる手紙の
体裁をとっている。内容の面白さは勿論であるが、私には、
この本は、西欧の子女が18歳までに
教養として読んでおくべき本の紹介一覧とも受け取れる。
シェークスピア、ディケンズ、メーテルリンク、などなど。

Dear Enemy
この本は、日本では、「続あしながおじさん」という題名で
知られている。ジュディのいた「ジョン・グリア院」のリペット先生が
引退したあとを引き受けたのが、ジュディの親友のサリー。
そのサリーが、同僚の小児科医に宛てて書いた手紙の
出だしが、「Dear Enemy」。
この本は、「Daddy−Long−Legs」と違い、複数の
人に宛てて書いた書簡集であるから、宛先をきちんと
読み分けないと、ちんぷんかんぷんである。
この本は、社会人となってからの知識や教養として
作者が社会に提起したい本を紹介していると思われる。
実は、この本こそが、私の原書へのこだわりの原点である。
絶版であったこの本が、約15年前に復刻され、やっと
手に入れることが出来た。それを知らせてくれた
親友、さっちゃんにこの場を借りて感謝をささげたい。



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